信頼と実績の波乗り道場

2005 秋のサーフィンキャンプ in 伊豆

平成17年秋。10月22日、23日と伊豆大浜、弓ヶ浜で第二弾サーフィンキャンプを敢行しました。



まずは、塾長からの挨拶。がんばりましょうね。。。

まずは、塾長からの挨拶。がんばりましょうね。。。

22日は、朝は生憎の雨からのスタートでしたが、午後から天気も回復し大浜にてサーフキャンプを行いました。
23日は、朝から猛烈なサイドオフ、大浜の面は良くないので弓ヶ浜まで偵察、波質は弓ヶ浜が良いとの塾長の判断で急遽、大浜から移動。波乗りは、自然相手だからこんなことは結構あること、重要なのは的確に波を見てサーフキャンプが可能なポイントを判断するところにありました。こんなところにも、長年の波乗り経験から来るうねりの方向や地形を考慮しポイントセレクトするスキルが要求されるのです。23日は、特にこの読みが的中、膝腰から次第にサイズアップ、たまに頭サイズの波も入りなかなかのセッションになりました。そんな、参加された皆さんの勇姿を解説を交えながら、紹介しましょう。

さて、荷造りして出発っす。。

今回特に注目したのは、テイクオフからボトムターンについての加速でした。前荷重とレールワークの善し悪しが、その後の波乗りのラインに大きく影響し、折角良い波に乗ってもロングライドが出来なかったり、きわどいリップに行けなかったり、波乗りはスピードが命。スピードがあれば安定したレールワーク、切れ味のある技ができる可能性が高くなる。しかし、それには、そのスピードに体がついて行かなくてはなりません。さて、皆さんのライディングフォームを波太郎が独断と偏見で解説してみましょう。

前荷重完璧、ホレ波にアタックする飯島

↑前荷重完璧、ホレ波にアタックする飯島。

テイクオフは遅いながらバランス良い

↑テイクオフは遅いながらバランス良い。

テイクオフができない典型、波乗り前に、背筋、腕力が足りないみたい

↑テイクオフができない典型、波乗り前に、背筋、腕力が足りないみたい。

女性陣は、総じてテイクオフができる程度からレールを入れて横に走れるレベルでした。まだまだこれからボトムターン、アップスンを会得して、カットバックまで完成されたラインが出来るように頑張って欲しいものです。

フォームは良いけど、レールが入らず板に乗せられている典型

↑フォームは良いけど、レールが入らず板に乗せられている典型。

後ろ足に荷重ふりすぎ、もっと前足荷重で。。

↑後ろ足に荷重ふりすぎ、もっと前足荷重で。。

そこそこ波乗り経験がある方々のライディングは、さすが福永さんは波乗り歴長いだけのことはあり、テイクオフからボトムターンまでスムーズなライン、ゆっくりしたアップスンを披露してました。河合さんは、カルフォルニアタイプのリラックスしたスタイル。クロスステップにも挑戦されていました。サイズアップした時のボトムターンができる様になるとさらに、波乗りに深みが増すでしょう。ただ、総じてカットバックは出来ていませんね。ステップバックして後ろ足踏み込む動作を会得する必要があるでしょう。さらに先にはリッピングが待っています。

良い感じで、ノーズ上向いているから、歩くチャンス。。

↑良い感じで、ノーズ上向いているから、歩くチャンス。。

しっかりうねりから余裕のテイクオフ

↑しっかりうねりから余裕のテイクオフ。

レールをしっかり入れてグライド。。

↑レールをしっかり入れてグライド。。

ここのセクションだともっと深いボトムターンが必要

↑ここのセクションだともっと深いボトムターンが必要。

スムースだけど、視線は進行方向の波に、下見ないでね

↑スムースだけど、視線は進行方向の波に、下見ないでね。

フルパドルからのテイクオフは、男飯島の真骨頂ですが、テイクオフすると棒立ちになる癖があり、板に乗せられている感がありましたが、ホレホレ系の波では、レイトに前荷重でアタックしていました。膝を柔らかく、ボトムターンを会得できたら、きっとプロテインと筋トレで鍛えた体でさらにパワーアップサーフが約束されるでしょう。

メローな波。テイクオフした時点でもっと前足荷重

↑メローな波。テイクオフした時点でもっと前足荷重。

行きたいようなのにレールはフラットのまま、板に乗せられている典型だ。

↑行きたいようなのにレールはフラットのまま、板に乗せられている典型だ。

完全な棒立ち、板に乗らされている

↑完全な棒立ち、板に乗らされている。

前荷重を試みているフォームは波乗りしているでしょ。かっこいい。

↑前荷重を試みているフォームは波乗りしているでしょ。かっこいい。

女性陣で唯一テイクオフから何本もアタックしていたのが、佐藤さん、テイクオフは良いですね。ボトムターンをしっかり会得しましょう。スピードもあり、レールターンをしっかり出来れば、アップスン、そして、カットバックと進化していけるはずです。毎日テーマをもって波乗りに取り組まれたら、すぐうまくなると思われます。

↑良さそうなボトムターンに行けそうなレールの入り方だが、なぜか、ボトムでレールをフラットぎみにしてしまっている。もったいない。もっと波を知ろう。

↑テイクオフしたスピードに体が遅れ、後ろ足の膝が開いている。もっと膝入れないとね。

がっちり波乗りして、温泉に浸かってさてさてお待ちかねの宴会は、午後6時から始まり、波乗り談義しながらのひとときとなった。焼酎やら日本酒やらいろいろうまい酒の差し入れ、実は宴会前から塾長、番犬などはビールに魚肉、温泉焼き鳥に大和煮でかなりのハイペースで飲んでいたのであった。

八海山大吟醸。なかなか飲めない銘酒をぐびっとやる。。。

カンパーーーイ!!

カンパーーーイ!!

皆さん、思い思いに飲んで騒いで、波乗りと温泉のサーフキャンプを堪能されていたようであった。

↑板の位置、波のパワーゾーンにいるのが大切ですね。。。

今回は、たまたま波にも恵まれしかも貸し切り状態でのキャンプが出来たこと、自然に感謝。そして、また来年、新たにサーフキャンプを企画する予定と塾長。

皆様、お疲れ様でした。また、楽しみましょう。。

レポート:番犬波太郎 レポート:番犬波太郎


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